１０月です！しかも下旬です！覺應寺報恩講まで一か月を切りました。すでに周りのお寺では報恩講が厳修されています。私もお勤めに参加させていただいてまして、先日新潟県長岡のお寺に報恩講の勉強に坊守と行ってきました。昨年もお邪魔させていただき、二年連続二度目のお参りでした。季節が変わってと言いたいところですが、長岡も暖かくて報恩講にはつきもののストーブも必要ないくらいでした。ご本尊のお花も今まで見たことのないような迫力ある仏花がドーンと聳えていてまさに「言葉のいらない世界」がそこにありました。

いつまででも見ていられる空間でした。法話にいらしていた大島先生（覺應寺聞法会講師）も法話の途中で一分間黙ってただ荘厳を見ましょう！と沈黙の場面もありました。正信念仏偈の最初の二行「帰命無量寿如来、南無不可思議光」と重ねながらただただ頭が下がる思いでした。曽我量深先生は「浄土とは言葉のいらない世界」と表されています。お飾り一つでこんなにも思えることがあるとはビックリしました。不勉強な私にはとても大切なひとときを過ごさせていただきました。さあ！今度は自坊の番です！

今年はどんな報恩講になるのか楽しみです！コロナ禍では中止をしていた精進弁当を今年から復活します！ご婦人方のご協力により手作りにて復活します！お勤めもマイナーチェンジをしてのお勤めを考えています。
お時間ある方は１１月２０日は午後５時～、１１月２１日は１１時３０分～、精進弁当をご用意してますのでお出かけください。

「覺應寺報恩講厳修」お待ちしております

合掌　　釋昌信（しゃくしょうしん）