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住職のつぶやき
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住職のつぶやき１０
２月５日付で「学生野球資格回復」という資格を取得しました。これは今までは「プロ」という肩書がありましたが、そのままでは母校に行って後輩にアドバイス等ができないという日本独自のルールがあるためにこのままではダメだということで取得しました。これで審判員としても少年野球から社会人野球までグラウンドに立てることになります。住職としての責務を果たすのはもちろんなのですが、「野球界に恩返しを！」という考えもありこのようなかたちとなりました。よく言えば「二刀流」親鸞さんからは「ダメだこりゃ」といわれそうですね。しかし親鸞さんにチャレンジ！と題してこのつぶやきはありますのでご理解賜りますようお願いいたします。「学生野球資格回復」を取得して大学時代を思い出したのでここに紹介させていただきます。大谷大学野球部時代に監督をされていた栖雲深泥（すくもじんでい）師（真宗大谷派僧侶と光華（こうか）女子高教師の三刀流！）から入部した時に言われた言葉が「ええか！大学時代に法律の範囲内で悪いことを全部覚えて実家に帰りなさい！酒も女も博打（ばくち）もだ！」と！「金がなければうちにこい！飯くらい食わせてやるから！」と言われ目が点になったのを思い出しました。当時は「なんて人だ！」「大丈夫か？」と思いました。しかし真宗学を学ぶにつれて、「？？？つながるかも？」と思うようになりました。卒業後しばらくしてお会いした時にそのことを言ったら「俺はそんなこと言ってないぞ！」と！「はっ？」と聞き返すと、「ただ念佛（ここでは間違った勉強をしているととる）」だけじゃダメなんだ！とあのときそれを言っても分からんだろ！と笑って言われたのが思い出されます。栖雲さんは定期的にご本人発行の通信物の中に「只今人生仮免許運転中」と書かれています。まさに「ＴＨＥ真宗」だといえると言葉だと思っております。これからもいろんな出会いの中の「言葉」を紹介しながらチャレンジしていきたいと思います。合掌 釋昌信
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