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住職のつぶやき
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住職のつぶやき４７
年が明けたと思ったらもう２月です。私といえば年明けから歯の調子が悪く今に至っても歯痛との戦いです（涙）歯医者には通ってるのですが長年歯をほったらかしにしていたつけがきていて治したら違うところが痛むといいった状況です。歯が痛いのがこんなにもつらいとは思いませんでした。そんな中１月１３日にどさくさに紛れて爺になりました！長女に女の子が誕生しました。今は里帰りしていて、にぎやかな毎日を過ごさせていただいています。私も４人を育ててきましたがこんなふうだったかなあ？みたいな感じで当時を思い出しながら刺激のある生活をしています。
長女の旦那も育休を取り、子育てに奮闘しています。母乳なので夜寝ないと毎朝夫婦そろって目の下にクマを作りながら起きてきます。
何事も経験よっ！それでいいんだよ！と言い聞かせています。そんな中で、金子大栄師の言葉を思い出します。「子供が生まれたらご愁傷さま、人が亡くなったらおめでとう」という言葉です。なんか？？？ではありませんか？
子供が生まれればこれから大変な人生が待っている。酸いも甘いもいろいろな経験をして時には笑い、時には泣き親も子も「苦」ととなりあわせの生活が待っている。それとは逆に人が亡くなるとそれらの苦悩等から解放され、浄土に還れるというような意味です。いわゆる覚悟をもって人生を歩ませる（生きる）といった感じでしょうか。少し大げさな言い方かもしれませんが、その大変な人生を生きぬくために仏教があり
親鸞教学があるのだと思います。お釈迦さまは言いました「人生は苦なり」なぜか？「人間には生・老・病・死があるがゆえに苦なり」と。これからいろんな経験をして泣き笑いしながらでこぼこ道を進んでいってほしいものです。爺としても一緒に育っていきます（笑い）
合掌 釋昌信（しゃくしょうしん）
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